★ゲーム[game]★

青春。夢であり現実。若き日の情熱。

今も昔も変わらず存在し続けるTVゲーム。性能の差こそあれ、グラフィックの差こそあれ、楽しく遊ぶ気持はなんら変わりない。しかし今のゲームはなんとも寂しい。
昔はアイディアに満ち満ちていた。湧き上がる情熱、アイディア。それをなんとか形にしていく。そうゆう心の入った、感情の入ったゲームに満ち満ちていた10数年前。
時代は変わる。趣味で製作していたようなアンダーグラウンドな世界も昔のこと。今は立派な商業になった。

アイディアが絶え絶えだ。特にシステムがなんとも貧相だ。昔から何も進歩していない（一部例外あり）

ゲームを作るに当たってまずお金から考える。仕事にする以上当たり前のことだが、それがなんとも寂しく感じる。
大手企業しか心の入ったゲームを作れない。余裕がない。小さいところは大きいところから請け負って製作する。自分の考えじゃない。アイディアも上から下に流れてくる。

今やってもファミコンは楽しい。長時間プレイするとなると物足りないゲームばかりだが手軽に楽しい時間を過ごすなら昔のゲームの方がいい。今のゲームは手軽にプレイできない。覚悟がいる。

PCエンジンというゲーム機があった。今も我が家ではメイン機である。ファミコンとスーパーファミコンの間に生まれ10年もの長きにわたってソフトを生み続けた名機だ。
アイディアと技術。両方のバランスが良かった。手軽にプレイできるのに大作も多かった。移植作品が多かった機種だがオリジナルのゲームも負けてなかった。

今のゲームは実に技術よりだ。キレイなグラフィック作りに躍起になっている。キレイなゲームじゃないと売れない現実もある。みんなクオリティの高いグラフィックに慣れすぎた。

オレは昔のゲームのようなライトな感じのゲームが好きだ。気張らないで手軽にゲームがしたい。