★道[a road]★

人生の別名。生き方をはかるバロメーター。

今日一人の男性がオレに話し掛けてきた。地下鉄の待ち時間だ。「ｓｋ８ってどれくらいで乗れるんですか？？？」
オレは「３年くらいかかります」と答えた。単純にのって走るだけなら一週間もあれば走れる。でもしっかりと”乗れる”ようになるにはやっぱ数年はかかると思う。
「興味はあるんですけどなかなか・・・」みたいなことも言ってきた。興味はあるけど機会がなくて乗ったことがない、そんな言い方だ。オレはその時、

”興味のある道に歩んでいけない奴は一生歩けないよ”

と思った。”興味あるのに滑らないやつは一生滑れないですよ”そう言おうとしたが会話自体終了していたのでやめといた。

だいたい誰にでも”興味はあるんだけど・・・”ってやつがあると思う。オレにもある。条件が厳しくて実現できない、歩めない道はソレはしょうがないと思う。
でも、単純に”自ら一歩足を出す”ソレができなくて歩いていけない道も多いと思うのだ。

興味があって簡単に歩める道があればオレはすぐにでも進むと思う。新しい道を探して歩きたい。道の先には絶対にだだっ広い広場があってその先にはもっともっと広大な広場がある。
歩くたびに世界は広がりを見せ、そのたびに人は大きくなれると思う。実際、新しいことに手をのばし、年と共に”経験”をつんできたオレは昔のオレよりはるかに大きい人になれたと思う。みんなそうやって大きくなってるはずだ。昔のトークよりもはるかに面白く深みのあるトークができて、昔遊んでた遊びよりもはるかに充実した遊び方をしてると思う。絶対に容姿も素敵になり魅力も増してるはず。歩んでるうちは。
ただ、より多く道を歩んでいるやつがより大きな人となるのだと思う。それだけ。